ご挨拶
ご挨拶 なすびんネットが稼働し5年の月日が経過しました。 なすびんネットは、近隣医師会等の多大なご支援を受けて地域の関係者の方々に認知されるようになり、 同意書取得数も順調に増加の傾向を示してしております。医療連携においては、無くてはならない存在に近づいているのではないかと考えております。 このたび、なすびんネットの更なる普及と活性化を目的として、第1回なすびんネット研究会を開催する運びとなりました。また、ID-Link研究会の目的にある「ネットワークの普及および啓発を図り地域包括ケア(医療・介護・福祉・予防)の 向上に貢献すること」に賛同し、第8回全国ID-Link研究会を兼ねて開催することといたしました。他地域の事例や当ネットワークの事例から、更なるネットワークの普及、活性化されますよう心より願っております。 関係の皆様方の多数のご参加をお待ちしております。 泉州南部診療情報ネットワーク運営委員会 会長 |
泉州南部診療情報ネットワーク なすびんネット とは
平成22年1月に策定された大阪府地域医療再生計画「泉州医療圏」において、泉州医療圏の地域医療水準の向上をめざし、泉州医療圏南部公立病院の機能連携を推進していくことが位置づけられております。
泉州南部は、大阪府内でも特に医療提供体制が脆弱であり、一般病床150床以上の病院が、市立貝塚病院・りんくう総合医療センター・阪南市民病院の3公立病院のみという現状です。 地域の医療水準の底上げと安定化を図るためには、拠点的役割を果たすべき3公立病院が、それぞれの特長(強み)を活かした診療機能に重点化しつつ、相互に連携し、 「点」から「面」で支える地域医療ネットワークを実現していかなければなりません。
その取り組みの一環として、地域医療連携システムを介して、3公立病院が一つの病院のごとく患者情報を相互共有でき、かつ、 地域の医療機関等が参照できる診療情報ネットワーク「なすびんネット」を構築することとなりました。
泉州南部診療情報ネットワーク運営協議会は、「なすびんネット」の構築とその適正な管理及び運営を確保することを目的として設置されました。
現在は80の閲覧施設を有する地域に欠かせない診療情報ネットワークとなっています。